Ｐ検 3級 実技試験（Excel） ワンポイント（５）

Ｐ検 3級の模擬試験のExcelで、よく間違えるのが、次の１０項目です。

1. 1. 1. 入力規則が設定できる（数値・文字列・日付や時刻）
      2. グラフの種類を変更できる
      3. グラフの書式設定ができる（プロットエリア、グラフエリア）
      4. 平均値を求める関数を使用した計算式の作成ができる
      5. データの個数を求める関数を使用した計算式の作成ができる
      6. 絶対参照を使用した計算式の作成ができる
      7. ヘッダーやフッターのページ番号やファイル名の設定ができる
      8. ヘッダーやフッターの任意文字列の設定ができる
      9. ページ余白を設定できる
      10. 改ページプレビューを利用して設定ができる

今回から、間違える原因としては、「１．普段利用しない（１）（１０）」に当たる項目を解説していきます。

まず、「１０．改ページプレビューを利用して設定ができる」を説明していきます。

Excelでは、メニューの中の「表示」タブの中に「ブックの表示」グループがあり、その中には、よく利用する「標準」と「改ページプレビュー」のボタンがあります。

この「標準」は、その名称の通り、通常の使い方で表示されている形式です。つまり、普段通りということです。

そして、「改ページプレビュー」は、印刷のための表示形式で、どのように印刷するかを設定できます。

具体的には、

1. 1. 1. 印刷範囲を設定する

      2. 改ページを挿入、移動、削除する

になります。

次の図を見てください。これが、「改ページプレビュー」の画面です。

少し太い青の線で囲まれた部分が印刷範囲となります。そして、この青い線は、マウスでドラッグして位置を変更することができます。

また、セルを選択してから右クリックすると、サブメニューが開き「改ページの挿入」を選択し、クリックすることで、新たに改ページを挿入することができます。

セルD5を選択して、「改ページの挿入」を選択し、クリックすると、選択したセルの上の線上に新たな改ページの線が挿入されます。

ここで大事なのは、「選択したセルの上の線上に挿入」されるということです。でも、間違えて挿入しても線をドラッグして移動できるので、そんなに神経質になることはありません。

取り敢えず、改ページの挿入は、右クリックと覚えてください。

作業は終われば、メニューの中の「表示」タブをクリックし、「ブックの表示」グループ内の「標準」のボタンを押して、通常の表示形式に戻しておいてください。

次回は、「１．入力規則が設定できる（数値・文字列・日付や時刻）」を解説していきます。

 

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